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Q1 子どもの歯科健診は本当に1回無料なんですか?
市町村によって違いますが、「1歳6か月健診」や「3歳児健診」に歯科健診があり、健診は無料です。「2歳児健診」を行っているところもあります。お住いの市町村に確認していただくのがいいかと思います。
Q2 ことばを話せない小さいお子さんがむし歯になったらどんな反応をしますか?
痛みを感じる時には、かなりむし歯が進行した状態だと思われます。実際にお子さんの歯を観察してもらって、歯の表面が溶け出しているような状態になると痛みが出てくる可能性があります。痛みのために不機嫌に泣いたり、食事を嫌がってたべなくなったりする場合があります。
Q3 子どもの矯正はどんなふうにするんですか?料金はどのくらいかかりますか?
一般的には大人の歯に生え変わった時点で、矯正治療が必要か否か判断することになります。治療費や治療期間は、お子さんの歯並びや顎の発育の状態により異なりますが、通常は保険診療の対象にはならず、自費診療となります。矯正装置の種類や方法によっても治療費は変わって参りますので、よく相談されることが重要かと思われます。
また、大人の矯正治療とは異なりますが、子どもの歯並びや顎の発育状態によっては、乳歯から永久歯に生え変わるときに、正しい位置に永久歯が生えてくるように促す装置を使うこともあります。こちらも基本的には自費の診療となり、様々な種類の装置や方法がありますが、乳歯の奥歯が早期に無くなってしまった時などは、その部分に生えてくる永久歯の場所を確保するための装置が保険適用になることもありますので、ご相談いただくといいと思います。

Q4 歯医者さんを選ぶ基準としてどんなことに注意すればいいですか?
ご自身の症状や希望等についてよく聞いてくれて、治療方針について丁寧に説明してくれる「かかりつけ歯科医師」を持つことが重要と考えます。
Q5 歯医者さんもセカンドオピニオンをつけた方がいいのでしょうか?
必要性は患者さんご自身で判断することですが、治療先(主治医)を度々変えることはあまりお勧めできません。かかりつけ歯科医を持ち継続的に診てもらうことが重要です。
Q6 妊婦歯科健診はあるのでしょうか?
市町村によっては、妊産婦健診として実施しているところがあります。
妊娠すると、女性ホルモンの影響で歯茎が腫れやすくなることがあります。また、つわりによって歯みがきが面倒になることもあり、お口の環境が悪化し歯茎の炎症を起こしやすくなることもあります。
もともと進行した歯周病を患っていると、歯周病菌が胎児の発育や早産など出産時期にも影響しやすくなりますので、妊娠されたら早期に歯科医院で健診を受けることをお勧めします。
Q7 レントゲンでなくCTに代わってきているのは本当ですか?
双方とも放射線を用いて、歯や骨の状態を観えるようにします。通常のレントゲンが平面的であるのに対し、CTでは立体的に観察することが可能になります。
最近、歯科用CTが少しずつ普及しているのは事実です。
通常、一般的にはレントゲンを用いて診断しますが、複雑な形態などで診断が困難な場合など、必要に応じてCTを使用することが今後増えてくると考えられます。

Q8 昔詰めた金属の詰め物は、身体に悪いと聞きましたが本当ですか?
昔は一般的な詰め物だった歯科用アマルガムに水銀が含まれていることから、近年では原則的に使用を控えるようになりました。
しかし、しっかりと詰められている歯科用アマルガムは、口腔内で安定して有害性はありませんので、二次的なむし歯になったり、見た目的に気にならない限りは、積極的に除去する必要はありません。
Q9 歯を削らず、薬で溶かす方法もあるのですか?
特殊な薬液を用いて、むし歯の部分だけを少しずつ溶かしながら除去していく方法が考案されておりますが、保険適用外の治療法となっています。
冷たいもの、甘いものがしみるといった程度のむし歯が適応症とされていますが、薬液のむし歯に対する溶解力にも限界があるようで、普通に削る治療に比べて数倍の時間が掛かると言われています。
しかし、治療時の痛みが少なく麻酔をしなくても治療が可能であったり、機械の音などからくる恐怖心が強い方には有効かと思われます。
Q10 フッ素は効果がありますか?
フッ化物の応用は歯の質を強化することにより、むし歯の予防効果が高まることは科学的に証明されています。適正に使用することにより、安全性も確立されているものと考えられています。
子どもに歯磨き粉を使用させるならば、フッ化物が含まれているものをお勧めします。
その他に、フッ化物を直接歯に塗ったり、うがい法で応用するなど様々な使用方法がありますが、かかりつけ歯科医のアドバイスの下に使用することをお勧めします。
反応性が高くフッ素の取り込み量が多い生え始めの歯が効果的であり、年に2~3回が良いとされています。
Q11 子どもの歯の健康のために一番大切なのは、やはり毎日の歯みがきと健診でしょうか?ほかにあったら教えてください。
もちろん歯みがきは大切ですが、正しい歯みがき方法が重要です。
子どもに歯みがき習慣をつけさせることは大切ですが、手指の運動能力が十分になる10歳くらいまでは、親の仕上げみがきが必要であるとも言われています。子どもお口の中に関心をもっていただき、定期的な健診を受けることをお勧めします。
歯の健康に限らず、健全な身体の発達のためにも、栄養バランスのとれた食生活、飲み物も含めて甘味料が制限された間食(おやつ)の与え方も重要です。
またTVを観ながらではなく、正しい姿勢での食事は、きちんと噛んで飲み込むといった口腔機能の発達に影響してきます。
指しゃぶりや頬杖なども長期に及ぶと、歯並びや顎の発達に悪影響を及ぼしますので、時期をみて改善する必要があります。

座談会の質問に答えて下さった先生のご紹介
池上英明先生
平成6年 東京歯科大学卒
長野県歯科医師会 学術部部員
池上歯科医院院長


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